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ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

でん助(閉店)

「お秀」で、こちらも素敵な造りのお店ですよと紹介され、
「でん助」に行った。

暖簾をくぐるとL字型のカウンターがあり、その奥にテーブル席。
カウンター10席。テーブル席は4席ぐらいか。

炭火焼きの煙と香りで店内はむせかえるようだ。

お客さんは男性しかいない。
焼いているのは親父さん2人。
まず酒¥350.-を頼む。
お通しは大根おろし。
レバー¥600.-を頂くことにした。

ここの焼き物は一皿単位らしく、山賊焼¥700.-、タン特大¥750.-以外は一皿¥600.-だ。何人かで来て食べる方がいいかもしれない。

ビールは大¥600.-、ウーロンハイ350-。
焼きながらふりかける塩は財団法人塩事業センターの赤いキャップの食卓塩だ。

隣りの席の男性が自分の学生時代にここと同じ山賊焼きを横浜で食べたことがあると話す。今の相鉄ムービルの辺りだったそうだ。店の親父によるとその店は姉妹店で、15年前に閉めたという。
炭を足しながら客の話に耳を傾けているが、目は炭に注がれている。

一皿¥600.-の焼き鳥は4串。ここが一軒目でお腹を満たそうと思ったらそこそこかかる。それでも入れ替わり立ち替わり人が来る。

この店も戦後から営業しているそうだ。
いい年の重ね方をしているのだろう。
締めて¥950.-也。


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